高電圧工学分野における絶縁破壊現象の解明と学会活動への貢献

発電所で発電した電気を送るためには、送電線や変圧器、スイッチが必要になる。そこで松本教授は、雷のような高電圧がこれらの機器に加わっても壊れない設計をするために必要な、放電現象を解明し、絶縁設計に必要なデータを整備した。 同教授は東芝在職中はSF6ガスを用いたガス絶縁開閉装置の絶縁性能向上に関する研究に従事し、世界初の500kVガス遮断器や1000kV機器開発などを担当。電気学会において、電力・エネルギー部門副部門長、高電圧技術委員会委員長などの要職を務めており、加えてJABEE審査長や分野別委員など多方面の学会活動が認められた。

受賞に際して「研究室には留学生が在籍しているが、世界に誇る日本の高電圧大電力技術に大変興味を示している。大学における国内外の人財育成を通して、世界の電力インフラ整備に貢献していきたい。」と話している。