Resource Allocation Method Based on QoE for Multiple User Types(複数ユーザ群のためのQoEに基づいた資源割当方式)

三好匠教授

従来の通信ネットワークでは、一般的に有線・無線に関わらず、全ユーザに同一の通信帯域を割り当てるが、通信速度に対するユーザの体感満足度(QoE: Quality of Experience)は異なると考えられる。例えば同じ通信速度であっても、急いでいるユーザは遅いと感じ、リラックスしているユーザは十分な速度と感じることがある。両教授が研究してまとめた論文では、ビジーユーザとリラックスユーザが同時に存在すると仮定。両方のユーザ群が同じ満足度を感じるように通信帯域を割り当てる新たな方式を提案し、有効性を示した。

今後の目標について三好教授は「現在のところビジーユーザとリラックスユーザの2種類しか考慮していないので、今後はより現実的なユーザの分類に基づく帯域割当方式を検討したい。また、実際のサービスとして展開するための仕組みの開発も行う予定です」とコメントした。