かわいいの系統的研究


大倉教授はこの研究で、将来の日本の人工物(工業製品や工芸品や情報システムやサービス等)に「かわいい」という感性価値を付加するために、人工物の形状や色・質感等の諸属性に起因するかわいさを系統的に解析し、その結果からかわいい人工物を構成する手法を明確化することを目的とした。

同研究における実験の結果、以下などが明らかになった。
・「かわいい」という感性価値は女性や子供や小動物等のみでなく、
 人工物にもあてはめられる
・形は直線系より曲線系の方がかわいい
・色は、彩度が高く、色相はオレンジや青緑が(女性はピンクや黄緑も)かわいいと感じる
・テクスチャは「やわらかい」「ふわふわする」などの触感を想起するものがかわいい

抱負について大倉教授は「今後は『かわいい』という感性価値の多様性に着目した研究を続けていき、日本のかわいい人工物を世界に輸出できるようにしていきたい」と話した。