日々変化する人々の働き方に関する分析

角田隆太さん

角田さんは、行動モデルの基礎と研究・実務への応用に関する専門知識の修得を目的に開催された「第13回行動モデル夏の学校」に参加した。この研究会では、配布されたプローブパーソン調査という個人の行動データ(GPSデータや移動の目的が詳細に記録されたデータ)を用いて、人々のさまざまな行動(バスor電車に乗るか、どこにいくか、いつ家を出るかなど)を予測するモデルの構築を行った。

角田さんは、配布されたデータに記録されている30人の1ヶ月の出勤時間、退社時間などのデータに着目した。そして個人の行動の日変動に着目し、人々が平日定時に退社するかしないかを予測する選択モデルを構築した。残業する要因として考えられる前日の残業時間や各個人の終電時刻などを配布データから抽出し、それらのデータで人々の定時退社をどこまで予測できるか試みた。

「今回の分析において用いたモデルは、連続量(時間・料金など)で離散量(帰るor帰らない、電車orバス)を説明する基本的なロジットモデルというものを用いました。今後は選択肢間の誤差相関を考慮したモデルを用いた推定を進めていきたい」と話している。

<指導教員:岩倉 成志 教授(土木工学科)>