「無線アドホックネットワークプロトコルOLSRの端末負荷分散に関する一検討」

京ヶ島さんは、携帯電話や通信ゲーム機などを使用する際、通信基地局を経由せずに直接、端末同士で通信することのできる「無線アドホックネットワーク」の普及に向けた研究を行っている。これが実現すれば、災害時など通信基地局が故障してしまった場合でも、端末同士でネットワークを形成できるというものである。
しかしこれには特定の端末に負荷が集中し、バッテリーが消耗、リンクが切断する可能性があるなどの課題があった。そこで京ヶ島さんは、中継役の端末をほかの端末と効果的に切り替えることにより、負荷が分散される手法を提案した。

学生奨励賞の受賞にあたり「評価していただけて光栄です。今後、改善を重ねていき、ネットワークでの有効性を検証していきたいです」と話している。 

<指導教員:行田弘一 教授(通信工学科)>