5月15日と16日、大宮キャンパスにて、環境再生医初級の資格を取得した17名(環境システム学科4年)が、中口毅博教授(環境システム学科)より認定証を授与されました。

環境再生医とは、「環境を再生するための知識と技術を持っていることを証明する資格」です。対象となる環境の復元・再生の際に、「診断(調査・診断)し、処方(対策の計画)をたて、治療(施術・施工)し、治療後のケア(維持管理)をする」という作業を継続的に行う「環境の総合医」のことです。ただし、自然環境とは対象となるものが広いため、それぞれの分野の専門家が集まった、自然環境の再生と保全に関する専門家集団を目指している制度です。

資格取得のために、通常は2年以上の実務経験が必要となり、その上で、幅広い環境分野の知識を学ぶ資格認定講習を受け、試験に合格しなければなりません。芝浦工大は、無試験で環境再生医初級資格が取得できる学校として認定されています。システム理工学部環境システム学科の対応科目のうち必要単位数を取得しガイダンスを受講すれば、資格を取得することができます。在学中に得ることができるため、就職活動に活かすことも可能です。

この資格は平成15年に制定され、コンサルタント、環境団体・企業、教育、行政、一般企業CSR部など、現在全国で約3,800名ほどの環境再生医がさまざまな分野で活躍しています。多くの企業が環境対策に力を入れている今、環境に配慮した考え方や方法を提案・実践できる力は、幅広い分野でさらに求められていくと考えられます。

中口教授は「本学科で資格を取得したこの17名は、環境を再生するための社会のしくみをデザインするところまで学んでいるので、習得したスキルはどのような職業についても活かせると思います」と授業を通じての学生の成長と、今後の展望を語りました。