自然渋滞緩和を目的とした異種RF併用車々間情報伝播方式の実データを用いた性能評価

稲船 喬志さん(電気電子情報工学専攻2年):

稲船さんは、高速道路のゆるい上り坂(サグ部)とその前後で生じる自然渋滞を軽減することを目的に研究を行った。

具体的には、2013年からITS(高度道路情報システム)に利用できるようになった700MHz帯の周波数を利用して車々間通信により各車両が位置と速度の情報を交換し、自然渋滞の原因となっている車両を特定して、そのドライバーに速度向上を促すと共に渋滞に後から加わる車に速度を落とすように知らせることで渋滞を早期に解消するシステムについての性能評価を行った。

今後の抱負について稲船さんは「今回は道路が1車線であるとした評価ですが、今後は一般的な複数車線からなる道路での評価を進め、関係機関とも議論を深めて実用化につなげていくことが目標です」と語った。
 

<指導教員:森野 博章 准教授(通信工学科)>