電磁鋼板のせん断応力を考慮したSRMの特性検討

現在、燃料資源の枯渇化やCO2増加に伴う地球温暖化が深刻化していることを受け、省エネルギー化社会への要求が高まっている。そこで植田さんは省エネの観点から、国内電力使用量のおよそ57%を占める、モータのさらなる高性能化を目的に研究を行った。

モータの性能は、内部の鉄心に大きく依存している。しかしながら、鉄心を製造する段階で磁化特性が劣化してしまうことが知られている。そこで、劣化を考慮したモータのモデリング法を提案し、シミュレーションによりモータの劣化を定量的に評価した。

植田さんは今後について、「モータの加工劣化をモデリングすることができれば、解析設計の段階で、より実機に近いモータ性能を知ることが可能となり、さらに高性能なモータ設計を実現できます。今後は、実機におけるモータ評価を行い、提案したモデリング法の有用性を示したいです」と話した。

<指導教員:赤津 観 教授(電気工学科)>