10月10日~12日に東京タワーで開催された「東京タワー・キッズ環境科学博士2015」イベントで、電気工学科の高見弘教授が、「木質バイオマスペレットを燃料とするスターリングエンジン発電」のデモンストレーションを行いました。

スターリングエンジン発電は、熱源があればそれでエンジンが作動し、それによって電気とお湯を作ることができるというもので、原則的に燃やせるものはなんでも使うことができるという利点があります。
木質バイオマスペレットという燃料は、主に植物が光合成によって大気の二酸化炭素を吸収してできた“エコ燃料”の一種で、燃焼させても元に戻るだけで、大気の二酸化炭素を増やさない再生可能エネルギーとされています。

今回設置した発電装置
今回設置した発電装置
木質バイオマスペレット
木質バイオマスペレット

このイベントでは、実際に発電装置を用意。木質バイオマスペレットを燃やしてスターリングエンジンを動かし、そこで生じたエネルギーで発電を行って、電球の点灯や電動トロッコへの給電などのデモンストレーションを行いました。この装置では、3kgの燃料で最大1kwの発電と45℃のお湯を200リットル生み出すことができるとのことで、熱源を選ばず、外部電源も必要がないため、家庭で停電時の非常用電源などへの活躍が見込まれます。
また、12日には高見教授がこのテーマついて解説をする「自然・環境化学教室」が開催され、スターリングエンジンのしくみ、発電のしくみ、そして社会に実装したときのメリットなどについて講演を行いました。

デモンストレーション、講演を通して、多くの来場者が高見教授の発電システムを体験しました。これが実際に導入されれば、各家庭内でムダなく効率のよいエネルギーの「地産地消」が可能となるため、来場者からは早く実現させて欲しいとの声もあるなど、その期待が高まるイベントとなりました。

 

高見教授の講演の様子
高見教授の講演の様子
出展の様子
出展の様子

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