光照射とポリシラザン塗布法を用いたPETフィルム上への高ガスバリア膜低温形成技術の開発

近年のモバイル機器の需要拡大に伴い、軽量で薄く、形状自由度が高いなどの特徴を備えたフレキシブルデバイスに注目が集まっている。基板材料にフレキシブル性をもつ有機フィルムが使用されるが、ガスバリア性が不十分という課題がある。

そこで山崎さんは、有機フィルムに無機薄膜を形成することでガスバリア性を向上させ、簡便かつ低コスト、低温での薄膜形成が可能な光照射を利用したガスバリア薄膜低温形成技術の開発に取り組んだ。

今後の目標について、「詳しく検討を進め、さらなるガスバリア性の向上を目指したいです」と話した。

※ガスバリア性…ヘリウムや空気などの気体が漏れないように遮断する性質

<指導教員:大石 知司 教授(応用化学科)>