電界緩和用半導電性塗料の電気特性

大型の発電機の中にあるコイル付近に電界が集中することによって放電が起こり、絶縁システムを破壊する恐れがある。その現象を防ぐために、半導電性塗料の塗布という方法がある。そこで荻原さんは、今回、湿度を変化させたときの半導電性塗料の電気特性を測定した。

半導電性塗料の電気特性は、電界に対する依存性があり、非線形性を持つことが確認できた。また、湿度を変化させたとき、湿度が高いほど電流が流れやすくなるという結果が得られた。

荻原さんは今後の抱負について、「今回の実験では直流電流を流したときの特性なので、交流電流を流したときの特性や、湿度だけではなく温度による変化を見てみたいです。また、他の半導電性材料の測定も行いたいと考えています」と、話した。

<指導教員:松本 聡 教授(電気工学科)>

※電界…電圧がかかっている空間の状態