作品テーマ 「神話に棲まう、風並みのまち」

チーム「EeL_10」集合写真」

<メンバー>
江森 湖輝さん、佐藤 友香さん、橋口 拡昌さん、牟田 万里奈さん(以上4名、建設工学専攻2年)
高橋 昇平さん、成塚 翔太さん、溝口 頌悟さん(以上3名、建設工学専攻1年)
飯塚 圭佑さん、大橋 祐真さん、越山 幸治さん、鈴木 稜平さん(以上4名、環境システム学科4年)

今回の建築設計競技(コンペ)は、100時間という限られた時間の中で、BIM/ICTを利活用し、チームで与えられた課題に対して取り組むもの。澤田研究室では、BIM/ICT※1※2を利活用した建築設計手法の開発・実践に取り組んでおり、日頃の研究成果を実践する場としてコンペに参加した。同コンペには企業・大学から多くのチームがエントリーし、本学からは、「見沼ドラゴンズ」、「EeL_10」の2チーム・総勢22名が参加した。課題は大分県杵築市という地方都市の活性化を目的としたまちづくりについて。

「EeL_10」はまちづくりの提案として、「神話(=風土に根ざした生活風景を描いた物語)」という抽象的な概念を、BIM/ICT*1*2を利活用して具象化。谷間の風に根ざした杵築の新しい生活風景となり、住民同士の交流や観光客が杵築に訪れるためのきっかけを創り出すことを意図して、現在の風土(=風)を布でかたちづくり、まち全体がカスタマイズ性を帯びた「神話」の世界を計画した。今回の取り組みはすべて同チームのホームページで公開されている。

コンペの参加を振り返ってメンバーは「私たちのチームはBuild Live Japan 2015 において、BIMによって土地固有の環境情報を可視化し、それをもとに風を取り入れた新しい生活風景を計画しました。11人でのチーム設計により密度高い提案をすることができたと思います。しかし、計画の背景、生成プロセス、街にどのような新しい活動を生み出すかということを相手に伝えるプレゼンテーションに課題を感じました。今後、社会で建築設計をするにあたって、BIM/ICTを活かした建築設計及びプレゼンテーションの高度化を目指し、研究活動に努めていきたいと思います」と話した。

<指導教員:澤田 英行 教授(環境システム学科)、衣袋 洋一 名誉教授>

※1 BIM(Building Information Modeling)…建築物を、3次元モデルとしてコンピュータ上に構築し、建築設計から施工までのプロセスにおいて活用する技術・手法
※2 ICT(Information and Communications Technology)…情報通信技術

作品パース「神話に棲まう、風並みのまち」