松永 紗英さん(材料工学科4年)が日本金属学会2016年春期(第158回)大会において第26回優秀ポスター賞を受賞しました。

【受賞者】松永 紗英 さん(材料工学科4年)

【指導教員】芹澤 愛 助教(材料工学科)

【発表題目】Ti-Al-Nb-Zr合金の耐酸化特性と力学特性

【発表内容】耐熱チタン合金の耐酸化性と強度に着目し、650℃(航空機エンジン中温域)での使用を目的とした合金設計を行った。
現在、すでに耐熱チタン合金は航空機エンジンに用いられているが、使用温度は450℃程度となっている。これは、航空機エンジンの中では低温域にあたる部分であり、既存の合金では450℃以上で急激に酸化されてしまうことが問題となっている。この問題を解決し、より高温での使用を目指して、添加する元素や熱の加え方を工夫した結果、650℃において、従来のチタン合金よりも約4倍耐酸化性に優れる合金の開発に成功した。
現段階ではまだまだ改善の必要があるが、650℃での使用に要求される特性を持った合金を完成させ、将来航空機のエンジンに搭載されれば、より少ない燃料でより長く飛ぶことができる、環境にやさしい航空機の開発に繋がると期待される。