清水ふみ香さん(システム理工学専攻2年)が11th South East Asian Technical University Consortium (SEATUC) Symposium 2017においてBest paper Award、第26回ライフサポート学会フロンティア講演会においてライフサポート学会 奨励賞を受賞を受賞しました。

【受賞者】清水 ふみ香さん(システム理工学専攻2年)
【指導教員】花房 昭彦 教授(生命科学科)
【発表題目】Development of a new neurosurgery system : continuous suction forceps for resecting brain tumors –Evaluation of pseudo tumor extraction performance
(新たな脳神経外科システム(脳腫瘍摘出用の連続的吸引鉗子)の開発-腫瘍代替モデルの摘出量検証)

脳腫瘍を摘出する際、一般的に鉗子(かんし)という切除具を用いて行う。鉗子の一回の切除量は非常に少なく、腫瘍を全て摘出するためには腫瘍の切除、術野(頭蓋内や鼻孔)への鉗子の抜き差し動作を頻回に繰り返す必要がある。そこで、連続的な腫瘍摘出を可能とするため、新たに洗浄・吸引機能を搭載した鉗子の開発を研究目的とした。

本研究では、洗浄・吸引機能を搭載した直径3mmの鉗子を開発した。開発した鉗子を用い、吸引機能のみでは困難であった脳腫瘍の代替モデル(豆腐)の切除・回収が、洗浄機能を追加することで可能であるか検証を行った。結果として、新たに洗浄機能を搭載した鉗子は代替モデルの連続的な切除・回収が可能であった。

今後の展望として、開発した鉗子で回収した組織が良性・悪性かを判断する際に行う、病理診断へ利用可能であるかを検証する必要がある。