キマリオ ニゼタ ダニエル さん(電気電子情報工学専攻2年)が、第11回 東南アジア理工系大学 コンソーシアム・シンポジウム2017 (SEATUC 2017) インフォメーション・コミュニケーション・テクノロジーの部で、最優秀論文賞を受賞しました。

【受賞者】キマリオ ニゼタ ダニエル さん(電気電子情報工学専攻2年)

【指導教員】上岡 英史 教授(通信工学科)

【発表題目】遠隔教育システムにおける学習者の高認知負荷(cognitive load)の調査

【発表内容】
遠隔教育はオンライン利用のため、インフォメーション・コミュニケーション・テクノロジー(ICT)を基本に成立する。この教育形態の最大のメリットは、従来の授業形式と異なり学生が教室に赴く必要がなく、どこにいても授業を受講できるため通学の手間が省けることだ。どんな教育現場においても、学生への必要に応じた学習環境サポートの提供は、良質な教育を受けるための最も重要な事項である。これらを踏まえ、本研究は新しい自動システムを用い、学習者の目の動作に付随した高い認知負荷(cognitive load)の探知を特に目の動作と脳作用の連動に注目しながら試みた。

ここでは、アイトライブ・トラッキングシステムを採用した。特に被験者10名の異なる度合いの被写体(見ることが難しい被写体と簡単な被写体)を凝視する間隔と凝視する程度のデータを考察した。実験結果により、高い認知負荷は長い凝視間隔と軽度な凝視度合いに左右されていることが明らかになった。このような情報を考慮することにより、教育者はより良質な講義を展開出来るのではないかと考える。この研究を通して特にオンライン講義発信の質向上に貢献し、遠隔教育の受講者増加につながることを期待する。