杉浦 優さん(電子情報システム学科)が、社団法人 電子情報通信学会 東京支部学生会研究発表会で東京支部学生奨励賞を受賞しました。

【受賞者】杉浦 優 さん(電子情報システム学科4年)
【指導教員】高橋 正信 教授(電子情報システム学科)
【発表題目】バーチャルスライドの特徴量分布可視化 -色特徴量-

病理医による癌などの診断を支援することを目的として、バーチャルスライドから診断に有用な特徴量を抽出して可視化する機能の実現を目指した。
本研究では、早期肝細胞癌の診断に有用な新たな特徴量として色特徴量の抽出を目的とした。
色特徴量として、核の輪郭の色と核の周辺の色、また、それらの平均の色の3つの色特徴量の抽出を行った。実験の結果、いずれの色特徴量も癌部の方が暗い傾向を示すことが分かった。また、特徴量分布を自動的に可視化する機能も実現した。

今後は、病理医が容易に利用できるようにシステムをGUI化することと、診断に役立つ新たな特徴量の抽出の実現を目指していく。

※バーチャルスライド…標本をデジタルデータ化したもので、モニタ上で自由に拡大、縮小しながら観察することができる

※GUI (Graphical User Interface/グラフィカルユーザーインターフェース)…コンピュータやソフトウェアが利用者に情報を提示したり操作を受け付けたりする方法(UI:ユーザインターフェース)の類型の一つで、情報の提示に画像や図形を多用し、基礎的な操作の大半を画面上の位置の指示により行うことができるような手法のこと。