宮崎 史帆 さん(材料工学専攻1年)が日本金属学会 第160回春期講演大会においてポスター賞を受賞しました。

【受賞者】宮崎 史帆 さん(材料工学専攻1年)
【指導教員】湯本 敦史准教授(材料工学科)
【発表題目】Ti-6Al-4Vを用いたレーザ積層造形材の微細組織と機械的特性に及ぼす熱処理効果

レーザ積層造形法は、レーザの熱を利用して金属を溶融し製品を造形する「金属用3Dプリンタ」として近年注目を集めている技術である。この技術は切削や溶接が不要なため、大幅なコストダウンはもちろん、従来の方法では難しかった複雑形状の製品も作製が可能となるが、その造形精度が問題となっている。本研究では積層造形を幅広い分野で応用できるよう、精度や材料特性を改善することを目的としている。

本研究ではTi-6Al-4V合金を用いて試料を造形し、各条件に対する構造や材料特性の観察・評価を行った。その結果、造形試料には高強度・低延性をもたらす材料組織が確認され、その改善には熱処理が不可欠であることが明らかとなった。

金属材料用の積層造形技術は、溶接や機械加工では不可能とされていた複雑な形状でも簡単に造形することができ、自動車・産業機器分野、航空宇宙分野、医療分野において非常に重要な加工技術とされている。造形物の精度を改善し、様々な材料に対応した技術を確立することが実用化に向けた大きな課題であると考えられる。

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