白柳 暁皓 さん(電気電子情報工学専攻2年)が第10回アジアライティングカンファレンスにおいて学生優秀賞を受賞しました。

【受賞者】白柳 暁皓 さん(電気電子情報工学専攻2年)
【指導教員】入倉 隆 教授(電気工学科)
【発表題目】Method For Predicting Brightness of a Space Under Transient Conditions of Light Adaptation(明順応過渡過程における空間の明るさ感)

屋外から屋内に移動する際など、視野内の輝度が大きく変化する場合、目の順応効果の考慮なしに人の感じる空間の明るさ感は推定出来ない。しかし、既存の明るさ感推定モデルは順応が考慮されていないという問題点があった。そこで本研究では、前順応輝度が空間の明るさ感に与える影響について明らかにすることを目的とした。

本研究では被験者実験を行い、被験者が異なる輝度に順応した後の空間の明るさ感を経時的に評価した。実験の結果、空間の明るさ感は前順応輝度が低いほど明るく感じ、一定時間経過後もその差違は継続される結果となった。また、明順応条件と暗順応条件では時間変化特性が異なることが明らかになった。

空間の明るさ感はその空間を印象付ける大きな要素であり、設計段階で明るさ感を正確に評価することは照明設計者にとって重要な事であると考える。現段階では、限定的な輝度、評価空間での実験となっているが、今後より多くの実験を行い、定量化することで照明設計者の知見に寄与できればと考えている。