嶋田 雄太 さん(材料工学専攻1年)が軽金属学会 第133回秋期大会において優秀ポスター発表賞を受賞しました。

【受賞者】嶋田 雄太 さん(材料工学専攻1年)
【指導教員】石﨑 貴裕 教授(材料工学科)
【発表題目】走査型プローブ顕微鏡を用いたCa添加難燃性Mg合金の腐食挙動の解析

近年、難燃特性を向上させた、Ca添加型Mg合金が開発され、安全性、軽量性の観点から輸送機器や電子機器の分野への応用が期待されているが、Ca添加による耐食性のさらなる低下が問題となっている。しかし、腐食機構の詳細は未解明であるため、本研究では走査型プローブ顕微鏡を用いて腐食挙動の解明を目指した。

Ca添加により生成するAl2Caは、MnAl2O4、Al-Mn系化合物より小さい駆動力をもつ局部電池の形成サイトになることを明らかにした。また、Al2Caの面積率が高いことが局部電池のサイト数を増加させ、耐食性の低下を誘発した。

マグネシウム合金を工業的に利用していくには合金の特徴を理解し、表面処理を施すことが必要不可欠であると考える。そのため、マグネシウム合金固有の腐食挙動を把握し、製造及び表面処理に適用していくことが重要であると考える。