横溝 哲也 さん(材料工学専攻2年)が一般社団法人軽金属学会 第133回秋期大会において優秀ポスター発表賞を受賞しました。

【受賞者】横溝 哲也 さん(材料工学専攻2年)
【指導教員】石崎 貴裕 教授(材料工学科)
【発表題目】蒸気コーティング法によるAl-Zn-Mg合金上への複合水酸化物皮膜の作製と耐食性評価

近年、省エネルギーの観点から、軽量高強度部材の需要が高まってる。しかし、高強度な700系アルミニウム合金は、耐食性が低いという欠点がある。また、従来の耐食性皮膜形成法にも、大きな電力が必要であるなど欠点がある。そこで、蒸気コーティング法という、新しい皮膜形成法を用いることで、表面に耐食性皮膜を形成させ、高強度で錆びにくい7000系アルミニウム合金とすることを目的としている。

1段階目の蒸気コーティング処理のみでは、皮膜に隙間が多数存在しているために、錆び易くなったが、2段階目の蒸気コーティング処理を行うことで隙間が埋められ、錆びにくくすることに成功した。

低環境負荷な蒸気コーティング法を用いて軽量・高強度の7000系アルミニウム合金に耐食性皮膜を形成させることで、輸送機器など軽量・高強度・高耐食性が求められる用途に役立てたいと考えている。