2018年11月15日~27日、公益社団法人日本インテリアデザイナー協会が主催する「次世代を担うデザイン展」が実施され、芝浦工業大学の展示が学校賞として次世代デザイン大賞を、勝山基徳さん(デザイン工学科3年生)の展示が個人賞として次世代デザイン賞を受賞しました。
このデザイン展は同協会が60周年記念の一環として実施したもので、新宿パークタワーのオープンデッキにて期間中作品が展示されました。テーマは『結:YUI』。課題材料の紙管(構造材)を用い、何かと何かを結ぶ・結びのかたちを創る・結ぶことによりコミュニケーションを生む物や事を提案しました。作品は展示会終了後、芝浦キャンパス1階ロビーでも12月末まで展示されています。
利用するシーンのニーズを良く想定した点、紙管を構造のように使用し、さまざまなバリエーションを提案した点が評価され、受賞しました。

参加を呼びかけて指導にあたった橋田規子教授(デザイン工学科)と学生
新宿パークタワーに展示されました

参加学生(有志)

榎本裕理(デザイン工学科4年生)
宇野津甘美、勝山基徳、河原大希、栗原拓也、廣瀬りほ(デザイン工学科3年生)

参加校

多摩美術大学、東京工芸大学、東京造形大学、芝浦工業大学

次世代デザイン賞(勝山基徳さん)作品紹介

“筒抜け”

見る角度によって「結」と「分」を使い分ける
斜めにカットした紙管を用いたパーテーション。一定角度から見ると向こう側が見え、それ以外の角度では見えなくなります。空間を柔らかに仕切って、TPOに合わせて人と人、空間と空間を結ぶことができるパーテーションです。

“ジグザグプランター”

話の種になるプランター
どこを見ていいか分からなくなる待合室。お互いにこのプランターを見ることでコミュニケーションを生み出します。人と人を結ぶきかっけになるプランターです。

「まさか賞をもらえるとは思っていなかったので大変うれしいです。課題材料の紙管は分厚くて加工が大変でしたが、どのような場面でどのような使い方ができるかを考えて提案することができたと思います。固定の仕方など、授業を通して自然と身に付いたことも活きました」

「結」というテーマを各自が自由に解釈

参加した学生は、「中々外部の人に見てもらうことが無い中、来場者から直接感想を聞けたり、プロの先生方に指摘をいただけたりなど大変貴重な機会でした。これで終わりではなくブラッシュアップさせるためのアドバイスもいただけました」「初めて本物を制作する機会を通して、先生やエンジニア、周囲の方など色んな人に相談し、ものづくりは一人ではできないと学びました」「日頃から、誰がどのように使うか、シーンを考えて作っているので、その経験が活きたと思う」と話しました。

"Trinity" 「終結」「結晶」「結合」をイメージしたグラフィックを施した照明
"SOU" 可動式のユニットを自由に動かし、人と人とを結ぶベンチ
"BLOOM" 人が集まるきっかけをつくるテーブル。簡単に組み立てられます
"arc" 重ねたり繋げたりして、人と人とが寄り添う時間を結ぶ椅子

指導に当たった橋田規子教授(デザイン工学科)は、「最初のアイディア出しでは危険そうだったり加工が難しそうだったりと心配することも多かったのですが、与えられたテーマに対して真摯に取り組んでいて、理系である芝浦工業大学らしい作品が制作されました。模型などではなく1/1サイズの作品を実際に制作しそれが展示される経験を、授業では提供することが中々難しいため、今回学生が成長する機会を提案できて良かったと感じています」と話しました。

お問い合わせ先

芝浦工業大学
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